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ミニ・ポタ紀行 何だか気になる賞田廃寺跡に行ってみる! ~岡山市中区・賞田~

ミニ・ポタ紀行 
何だか気になる賞田廃寺跡(しょうだはいじあと)に行ってみる!  ~岡山市中区・賞田~


 地図を見ていて何だか気になるところってありませんか?
今回、私は岡山市の北東にある「賞田廃寺跡(しょうだはいじあと)」というのが気になったので、ポタリングがてら行ってみることにしました。



 この辺りは、龍ノ口(たつのくち)山のふもとに開けた土地で、田園地帯に清らかな水路が巡り、緑も多く温泉地などがある岡山の奥座敷といった風情です。
 また、かつては備前国府があったそうで、この地方の文化の中心地として、多くの史跡が存在するようです。


1.百間川(ひゃっけんがわ)緑地公園

 ここは百間川の河川敷を利用した緑地公園です。手前がソフトボール場でむこうが軟式野球場です。私もよくここで試合をするのですが、緑が多くて気持ちが良いので、好きなグランドのひとつになっています。

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2.雄町米(おまちまい)

 目的地「賞田廃寺跡」の周りに広がる田園地帯は、まぼろしの酒米「雄町米」を育んだ土地として名声を馳せました。

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3.関白屋敷跡

 一路、目的地へ!!と思っていたところ、このような立て札がありました。気になるのでちょっと行ってみることに・・。

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 どうも、この上に屋敷跡があるようです・・。

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 ここが平安時代末期の関白「藤原基房(ふじわらのもとふさ)」の屋敷があったところです。

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 なぜ岡山に、時の関白の屋敷が?と思ったのですが、どうやらここは配流の地であったようです。
死去した兄の遺領相続にからみ、平清盛と衝突したため関白職を解かれこの地に流されたとのこと・・。
華やかな京の都から一転、龍ノ口の山すそに屋敷を構えた関白は、さぞ心細かったにちがいありません。

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 真ん中に建つ石碑には、基房公がこの地に至るいきさつが刻まれているそうで、江戸時代に岡山藩主「池田継政(いけだつぐまさ)」が建立したものです。

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4.賞田廃寺跡

 そして、ここが今回の目的地「賞田廃寺跡」です。
7世紀中頃、この辺りは在地豪族「上道臣(かみつみちのおみ)」の本拠地であったようで、寺はこの時代に同氏の氏寺として創建されました。その後、奈良時代中頃で最盛期をむかえ、徐々に衰退しながらも鎌倉時代まで存続していたそうです。
 寺の主要建築物には、奈良の都に建つ中央寺院と同様の構造が見られることから、地方ではあるものの大変栄えていた寺院だったと考えられているようです。

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 これは中世になって建立された本堂の跡です。ここで建立年の書かれた瓦が出土しており、そこから寺が中世まで存続したことがわかるようです。また、礎石(そせき)には奈良時代のものをリサイクルしている形跡があるようです。

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 賞田廃寺は2つの塔が建ち並ぶ双塔式伽藍(そうとうしきがらん)であったようで、ここにはかつて「西塔(さいとう)」が建っていました。

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 塔の南側階段付近を撮影してみました。夏草と石階段のコントラストが往時を偲ばせます。

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 この辺りでは、柱穴が発見されたことから、ここには塀があったと考えられています。そして、その柱には水に強い「コウヤマキの木」が使われていたようです。
なお、現在は写真のように塀が復元されています。

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 ここは敷地内全体を見渡せる位置にある「金堂跡」です。金堂は本尊を安置する寺の中心的な建造物で、7世紀後半に建築されたものといわれており、14世紀の初めに火災で焼失するまで約700年もの間、この地に存在していたようです。

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 金堂よりさらに高台、龍ノ口山との境界付近にこのような(ほこら)がありました。ほこらの向こうは山の登山道になっているようで、虫取り網を持った親子が草を掻き分けながら中に入っていきました。

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 金堂跡から「東塔(とうとう)」を写してみました。こちらの塔は先ほどの「西塔」よりも先に建てられたようで、それはそれぞれの場所で発見された瓦の製作方法の違いなどからわかるのだそうです。

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 敷地内の配置はこのようになっています。

P7261252.jpg


 現在の「賞田廃寺跡」は公園として整備され、地元住民の憩いの場所となっているようでした。

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5.廃寺周辺の夏もよう
 
 廃寺跡付近には稲作のための水路が流れています。しかも、その流れはとても清らかで、稲の緑とあいまって、この地域の印象的な「夏の風景」となっています。 

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 集落の路地に小さな(ほこら)を発見!!
この辺りは岡山市中心部から決して遠くはないのですが、あまり市街地化しておらず、自然がたくさん残っていてとてもいい雰囲気です。

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 そうこうしているうちに、ずいぶん陽が西に傾いてきました。今日は夏の風景を存分に楽しんだので、このあたりで帰路に着くとしましょうか!

前回の旅の記録はこちら → 出雲・石見の分岐点「可部街道」を訪ねて 

P7261292.jpg

※ブログ作成にあたっては、当地案内板を参考にさせていただきました。

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この記事へのコメント

No title - すずた - 2012年08月04日 20:51:22

地図を見ていて気になるところってありますよねえ。
元々、地図を見るのは好きでしたが、気になったところに出かけるには自転車って便利です。

以前は自動車でしたが、止める場所がなく通過するだけになったりしてましたから、自転車はいいです。

ただし、盗難も多いとのことなのでそこが気がかりです。

Re: No title - ポタ麿 - 2012年08月06日 00:29:24

すずたさん、こんばんは。

毎日、暑い日が続きますね。

岡山は、おそらく首都圏ほどではないかもしれませんが、やはり自転車の盗難は怖いです。

愛着がある自分の自転車が盗られるなんて、これほどつらいことはないですから・・。

私の場合は3つ持っている形態の違うチェーンロックを、場所によって駆使して対応しているところです。

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