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(最終回)「備前焼の里」を探訪する ~岡山県備前市~

 今回は、岡山市内を出発して県東部にある焼きものの町「備前市伊部」に来ています。そして、しばし自転車を降りて町ブラを楽しんでいます・・・。



 喫茶店を出て少し歩くと、伊部の町なかを流れる「不老川」に辿り着きます。
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 この不老川は小さな川ですが、ほとりでこんな備前焼のお地蔵さまを見ることができるなど、訪れて楽しい場所です。
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 つぎに「岡山県備前陶芸美術館」にやってきました。
ここでは人間国宝に選ばれた作家による珠玉の名作や歴史的価値をもつ「古備前」などが展示されています。
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 さて、最後に私が最も訪れたかった場所にやってきました。
それは、町のやや外れに鎮座する「天津神社」です。
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 この天津神社はなかなかユニークな神社です。特にそのおもしろいところは、敷地内が備前焼であふれていることでしょう。
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 社内を歩くといたる所に、備前焼でつくられた置物を観ることができます。
その他、塀や瓦などにも備前焼が使われており、社内は備前焼特有の美しくかつ重厚な赤茶色に彩られています。
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 ここ天津神社は、古くから伊部の総鎮守として地元の人に崇められてきたそうです。
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 今、神社がこうして地元の人達に愛される備前焼であふれているというのは、その信仰心の表れなのかもしれません。
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 やきものの里・伊部にある天津神社は、社殿の華やかさと社を包む緑、それに備前焼の独特の風合いが折り重なってできたとてもやさしい空間なのでした。
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 最後に再び「備前焼伝統産業会館」に戻ってきました。
そして、ここの2階にある備前焼即売所で焼きものの物色をするのですが、その作業に熱中しすぎて気づいたらもう16時半すぎ・・・。外はすこしづつ薄暗くなりかけています。

 ということで、急いで出発の準備をして伊部の町をあとにします。
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 出発して15分前後経過したでしょうか、備前市の西のはずれに位置する香登という集落までやってきました。そして、そこで見つけたあじわいのある建築物がこの「香登教会」です。
調べてみると大正時代に建てられた教会だそうで、白で彩られた洋風建築はこのあたりの集落で異彩を放っています。
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 香登教会を過ぎ、自転車は懸命に西を目指します。そして、あたりがめっきり暗くなった19時前、岡山市内に到着してポタリングは終了です。


 今回は、岡山県に残る伝統工芸にふれるというコンセプトでポタリング行いました。そしてその中で得たことは、実際にお店に入り焼きものを手にして自分好みの一品を物色する楽しさを感じたことだったのではないかと思います。しかし、さすがに備前は遠かった。これは私の体力がないだけではありますが、片道2時間走りっぱなしというのはポタリングの域をはるかに越しているような・・・。
ということで、これからはもう少し体力に合わせたコース設定をしなければ・・・。なんて思った今回の旅なのでした。

☆この旅を最初から表示する場合はこちら → 第一回 備前焼の里を探訪する

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(参考文献)

①現地案内板
②備前市観光ガイドブック「海とみどりと炎のまち」

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(第二回)「備前焼の里」を探訪する ~岡山県備前市~

 今回は、岡山市内を出発して県東部にある焼きものの町「備前市伊部」に来ています。
そして、自転車を降りてしばし町ブラしてみようと思うのですが・・・。



 伊部に到着すると、まずは「備前焼伝統産業会館」にやってきました。ここは観光案内所と備前焼展示即売所がある建物で、やきものの里・伊部を散策する上での観光拠点となっています。
 それでは、今回はここに自転車を置いて、町なかを散策してみようと思います。
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 伊部の町を歩き始めると、まずこのレンガ造りの煙突が目に飛び込んできます。しかも、よく見ると町なかのいたるところに同じようなものが・・・。
実はこれ、備前焼ののぼり窯の煙突だそうで、この煙突がいたるところに立つ風景が、ここ伊部の町の特徴となっています。
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 歩き始めて10分弱、伊部の中心通りに出てきました。ここはトラックなどが通過する幹線道路から少し外れただけのところにありますが、驚くほど静かで落ち着いた町並みが続いています。
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 中心通りを離れ、少し山の手に入ってきました。すると国指定史跡である「伊部北大窯跡」があります。室町中期に造られたともいわれるこの窯は、全長30m以上にもなる大きなものでした。現在は写真のように山肌に残る大きな窪地を見ることができます。
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 北大窯跡から少し山道を登ると「忌部(いんべ)神社」に着きます。
ここは物造りの神様と崇められる「天太玉命」が祀られ、古くから備前焼の窯元たちが備前焼の繁栄や作陶の上達などを祈ってきた神社です。
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 忌部神社からいま少し山道を登りました。すると展望台に出ます。ここからは伊部の町が一望できます。このように見下ろしてもやはり、レンガの煙突が所々に立つ風景が印象的です。
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 さあ、それでは再び町のほうに戻ってみましょう。
山の麓近くにおりてきました。するとここにも大きな窯の跡があります。
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 これは「天保窯」とよばれるもので、江戸時代後期(天保年間)に燃料費を抑えることなどを目的に造られた比較的小規模の窯です。
この窯はなんと昭和十五年ころまで使われていたそうなので、かなり原形を留めています。
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 町の中心部に戻ってきました。伊部はこの辺りもそうですが、どこに行っても備前焼を売っている店がたくさんあります。
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 それから、町のいたる所に備前焼でつくられたものをみることができます。ここで少しそれらを紹介いたしましょう。

 これは備前焼でつくられた観光案内板。備前焼独特の色調が町のイメージにぴったりです。
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 それから、こちらは狛犬。このように備前焼でできた狛犬は、岡山県内では割といくつもの神社で見られるものです。
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 一方、こちらは駐車場のブロックに掲げられたプレート。
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 バス停の風よけなんかにも備前焼が使われています。これは、なんともゴージャス!
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 さて、少し歩き疲れたので、ここでひと休憩・・・と入った喫茶店、そこで出てきたコーヒーはもちろん、備前焼のカップに入っておりました。
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☆この旅の続きはこちら → 最終回 備前焼の里を探訪する

☆この旅を最初から表示する場合はこちら → 第一回 備前焼の里を探訪する

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(参考文献)

①現地案内板
②備前市観光ガイドブック「海とみどりと炎のまち」

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(第一回)「備前焼の里」を探訪する ~岡山県備前市~

 2014年初めてのポタとなる今回は、ここ岡山県庁を出発して県東部にある備前市を目指そうと思います。天候は晴れ、若干肌寒くはありますが、自転車ライドにはそこそこのコンディションではないかと思います。
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 県庁を出発すると、まずはすぐ横を流れる旭川を渡ります。三連休中日の河川敷にはランニングや散歩を楽しむ人の姿が見られます。
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 そしてまず、旧山陽道を通って東へ向かいます。この道は幹線道路に比べて大きな車が少なく、安全に走ることができます。
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 途中、岡山市中心部の東側を流れる百間川を渡ります。
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 出発して30分くらいすると、新幹線と併走するかたちになりました。長くまっすぐ続く高架橋を見ながら走ると、なかなか前に進まないような錯覚に陥ります。
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 なんとか高架橋マジックから逃れると、やがて幹線道路へと出てきました。すると今度は、交通量の増加と大型車からのプレッシャーが気になってきます。
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 とはいえ、ずいぶんと郊外へきているため、道路沿いには冬の田園風景が広がっています。
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 するとまもなく、大きな橋が見えてきました。県東部を流れる吉井川を渡る「備前大橋」です。
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 この備前大橋を渡ると、いよいよ備前市へ入っていくことになります。さて、今回の目的地である備前市は「備前焼の里」として知られています。そのためでしょう、備前大橋の床部分には備前焼でできたタイルが埋め込まれています。
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 さて、備前市に入ってきました。すると進路の右手に大きな池が見えてきました。これは「大ヶ池」という灌漑用水で、平安時代の公文書にも名前が出てくるというほど昔からこの地にあった池だそうです。しかし、このような古い歴史を持つ池の中を新幹線の高架が通るというのもなんだか不思議な光景です。
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 岡山県庁をスタートして約2時間、ようやく目的地に到着しました。
さて、今回は備前市伊部にあるこの備前焼伝統産業会館に自転車を置き、
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 煉瓦でつくられた煙突が印象的な備前焼の町を歩いてみようと思います。
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☆この旅の続きはこちら → 第二回 備前焼の里を探訪する

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趣味:野球・自転車
生息地:岡山
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日頃のとりとめのない事象に
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