スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

(第二部)「驚愕!!謎の建造物・岡山県東部の山頂に日本式ピラミッドは実在した!!」

2012ポタリングシリーズ・セカンドステージ(3)
「驚愕!!謎の建造物・岡山県東部の山頂に日本式ピラミッドは実在した!!」~ 第二部・天空の社殿編 ~

(この旅をはじめから表示する場合はこちら → はじめから表示


 前編では、岡山県東部・赤磐市にある「熊山」に登り、その山上で謎の日本式ピラミッド「熊山遺跡」を観ることができました。
 さらに本編では、同遺跡以外にも多数存在する、熊山山頂の名所を巡ってみようと思います。

前編の記事はこちら → 「驚愕!!謎の建造物・岡山県東部の山頂に日本式ピラミッドは実在した!!」~第一部・探検隊編~


1.熊山山頂広場

①熊山遺跡

 標高508mの熊山山頂にあるピラミッドのような建築物は、赤磐市(あかいわし)の史跡「熊山遺跡」です。

P8151515.jpg


 石を積み上げて造られた三段式の建造物は、奈良時代前期の仏塔(ぶっとう)ではないかと考えられています。

P8151530.jpg


 しかし、その実は「まだまだ謎に包まれている部分が多い」というのが現状のようです。

P8151521.jpg


②霊山寺

 さて、熊山遺跡がある敷地一帯は、かつて「霊山寺」というお寺があったそうです。林の中など、至る所に五輪塔などの仏塔を見ることができます。

P8151531.jpg

P8151541.jpg


猿田彦(さるたひこ)神社


 頂上広場の少し外れ、杉の巨木が立ち並ぶその先には、

P8151532.jpg


 「猿田彦神社」がひっそりと建っていました。

P8151534.jpg


④頂上からの眺望

 頂上広場には展望台があって、そこからは麓を流れる吉井川の蛇行をみることができます。さらに、流れの先には、瀬戸内海を眺めることができました。
 それでは頂上広場を後にして、この山のもう一つの見どころ「熊山神社」の方へ行ってみましょう。

P8151537.jpg


2.双子の1000年スギ

 熊山神社へつづく山道に、樹齢1000年を越えるという杉が2本あります。
かつての「きんさん・ぎんさん」のような双子の「1000歳杉」なのでしょうか?

P8151512.jpg


3.熊山神社

 遺跡のあった山頂広場から山道を歩くこと数分、石造りの階段参道が見えてきました。
ずいぶん立派な造りです。

P8151543.jpg


 ここは熊山の頂上付近に鎮座する「熊山神社」です。標高500メートルの場所にある社は、まさに天空の社殿ともいうべき荘厳さを誇っています。

P8151545.jpg


 また、境内一帯はかつて熊山城であった場所とされており、南北朝時代、新田義貞(にったよしさだ)に呼応して南朝方に参陣し、足利尊氏と対峙した武将「児島高徳(こじまたかのり)」が挙兵したといわれる場所が残っています。

米子に残る児島高徳の遺跡はこちら → 「商都の街並み探訪 ~米子市~」

P8151546.jpg


 霊山として崇められた山の頂上付近にある「熊山神社」の格式は高く、地元では大変信仰を集めているようです。また、岡山県東部の名産「備前焼(びぜんやき)」で造られた狛犬や外塀を覆う屋根瓦は、山間の緑の中にある社殿を、独特な色合いで演出しているのでした。

P8151548.jpg


 それでは、いい時間になってきたので、そろそろ下山しましょう。ルートはいくつかあるようですが、熊山駅に自転車を置いているので、駅方面へ下山していきます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ブログランキングに登録中です。よろしければポチっとお願いいたします。↓


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 自転車ブログ ポタリングへ
にほんブログ村

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

4.竜神二つ井戸

 神社から少し山を下ると「竜神二つ井戸」というわき水があります。写真の屋根の下には2つの湧水池があり、登山者の喉を潤してくれます。

P8151509.jpg


5.かえる岩

 前編で巨岩・巨石の類が多いと書きましたが、その中には面白い形やいわれのある岩もあります。これは「かえる岩」で、そう言われると、かえるがしゃがんでいるように見えてきます。ちゃんと目まであるのが面白いですね!!

P8151491.jpg


6.(ひづめ)

 この「蹄岩」は熊山神社で挙兵した「児島高徳」が乗った馬の蹄跡が残っているといわれる石です。少し見えにくいですが、写真右の辺りに馬の蹄の跡のようなくぼみがあります。

P8151550.jpg


7.整備された登山道

 前編で「我々の行く手を遮った、戦慄(せんりつ)の一本松!!」として登場した松のところまで下山してきました。この辺りまで来ると麓に近くなり、気温もずいぶんと上昇。涼しい頂上付近に比べると、再び真夏に逆戻りしたかのようです。
 気がつくと、先ほどまで鳴り響いていた「ヒグラシ」の声が、いつしか「ツクツクボーシ」の大合唱に変わっていました。

 登山道は地元の関係者の方々によってきれいに保たれているようです。
山道では、このような方向を指し示す看板や

P8151553.jpg


 樹木の名称札が至る所に掲げられています。

P8151554.jpg


8.(祝)下山

 疲れで足がガクガクしながらも、ようやく人家があるところまで降りてきました。

P8151556.jpg


 登山口にあった地元の方々の手作りによる大きな看板です。「森林浴のメッカ」というキャッチコピーがいい味を出しています。

P8151470.jpg


 看板の脇には、無料の「貸し杖」が用意されています。登山者にやさしい熊山でした・・。

P8151557.jpg


9.異次元ゲート

 夕刻にさしかかり、あたりは少し陽が傾いてきたようです。すると登山前にくぐったレンガ造りのゲートがみえてきました。
ゲートはあたかも過去と現在との連絡路であるかのようにポッカリと口を開けていて、ここをくぐって太古の世界から我々の住む世界へ戻ってきたところで今回の旅は終了です。

P8151558.jpg


10.夕空

 熊山から岡山市内へ帰る時、西の空に赤い夕日に照らされた「うろこ雲」が見えました。季節は少しずつ秋に近づいているようです。

P8151578.jpg

前回の旅の記録はこちら → 「名探偵・金田一耕助の郷
(この旅をはじめから表示する場合はこちら → はじめから表示

(地図)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ブログランキングに登録中です。よろしければポチっとお願いいたします。↓


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 自転車ブログ ポタリングへ
にほんブログ村

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
スポンサーサイト

(第一部)水曜スペシャル・「驚愕・謎の建造物、岡山県東部の山頂に日本式ピラミッドは実在した!!」

2012ポタリングシリーズ・セカンドステージ(3)
水曜スペシャル・川●浩探検隊シリーズ
「驚愕!!謎の建造物・岡山県東部の山頂に日本式ピラミッドは実在した!!」~第一部・探検隊編~


 今回、我々は岡山県東部の山中に「謎の古代ピラミッド」が存在するという情報をキャッチした。そこで、それが実在することを確かめるべく、探検隊が組織されたのである。

 出発地点となったのは全国有数の景勝地「後楽園」、日本三大名園に数えられる園内は、連休中ということもあり、多くの観光客で賑わっていた。
だが我々は、その喧騒(けんそう)をよそに、古代の建造物があるという県東部・熊山をめざして出発した!!(←名ナレーター・田中信夫風ナレーション・・・のつもり)

P8151452.jpg


 現地への移動ルートに選んだのは「旧山陽道」である。
かつて江戸時代に、東西往来の大動脈として重用された「旧山陽道」、現在は並行する主要幹線道路にその座を譲ってはいるが、この地域の抜け道となっていることもあり、その交通量は多い。

P8151454.jpg


 岡山市街地と郊外の境界付近、石造りの「道標(どうひょう)」が旅人達を安全に目的地まで誘導してくれる。

P8151455.jpg


 東区草ヶ部(くさかべ)付近までくると、「旧山陽道」はその表情を変える。
 平成に入り広域合併を果たした岡山市の市域は長く、市中心部からここまでくるのに15kmを要したが、まもなく東区瀬戸町に到着である。

P8151458.jpg


 瀬戸町からは旧山陽道と離れ、JR山陽本線に沿って、さらに東へ進んでゆく。
すると我々の行く手に大きな河川が見えてきた。岡山県東部を流れる雄大な「吉井川」である。そして、この川に架かる青い橋を渡り終えると熊山の集落に入る。

P8151463.jpg


 到着したのは、登頂する山の麓にあるJR山陽本線「熊山駅」。辺りは奇妙なほどにのどかな集落である。
そして我々は、ここ熊山の麓に広がる町から、山間奥深くにあるという謎のピラミッドに向けアタックを開始することになった。

P8151568.jpg


 熊山は標高500mを越える県南東部の最高峰であり、古来より神聖な場所として崇められてきたという。また、古代吉備国においては「隅山(くまやま)」と呼ばれ、国家の勢力圏東の「(すみ)」という意味を持っていたといわれる。
同国にとっては、はるか東より勢力を伸ばしつつある、大和勢力に対する東の防衛ラインとして重要な場所であったに違いない。

P8151466.jpg


 集落の外れにあるという登山口にむかう途中、我々を待ち受けていたのは、まるで第二次大戦の戦争遺産であるかのようなレンガ造りのゲートであった。この異次元への出入口ともおぼしき建造物は、あたかも我々の進入を拒絶するかのごとく暗く冷たく、その沈黙を守っている。

P8151468.jpg


 今、眼前で穏やかに横たわる、この山の奥地に我々が探し求める「謎のピラミッド」が存在するというのだろうか!!

P8151467.jpg


 そして、我々はアタックを開始した。

P8151472.jpg


 アタックを開始してまもなく、早くも登山道はその斜度を増しはじめた。

P8151476.jpg


 と、その時であった。我々の行く手を敢然(かんぜん)(さえぎ)る者が!!

 なんと、それは樹齢を重ねた巨大な一本松であった。我々の登山経路を(ふさ)ぐがごとく立ちはだかるその光景には戦慄(せんりつ)を禁じ得ない。別のルートを探索する他はないのであろうか?
しかし、幸いにも巨大松を迂回するルートが築けそうであった。我々は何とか血路を開き、さらに奥地へと進んでいく。

P8151481.jpg


 すると、今度は登山道が滑落していた。(がけ)下はずいぶんと深い谷になっている。いったん足を滑らせると命の保証はない。歩をすすめる位置取りを絶対に誤るわけにはいかない!!

P8151484.jpg


 アタックを開始して1時間が過ぎようとしていた。
この辺りまで来ると、ずいぶんと高度を獲得しており、麓に比べて著しく気温が低い。
まだ昼過ぎだというのに「ヒグラシ」の鳴き声があたりにこだましている。また、ルートにはシダ植物が生殖し、湿気が多いため足下が滑りやすい。決して油断はできない!!

P8151488.jpg


 すると、突然見通しの良い場所に出た。ここから眼下を眺めると、近隣の集落を見渡すことができる。
この時点で疲れがピークに達していた我々は、ここでしばし休息を取り、次の行動のため鋭気を養うことにした。

P8151490.jpg

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ブログランキングに登録中です。よろしければポチっとお願いいたします。↓


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 自転車ブログ ポタリングへ
にほんブログ村

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 それから数分後、我々は再び行動を開始した。
山頂に近づいているのか、山の傾斜はかなりきつい・・。また、頭上から容赦(ようしゃ)なく照りつける真夏の太陽は我々の体力を著しく消耗させる。
 だがまもなく、辺りは比較的なだらかな地形に変わってきた。尾根道である。
赤松を中心とした樹木がつくりだす自然のトンネルは、ジリジリと照りつける太陽から影を作ってくれた。我々にとって一瞬のやすらぎとなったに他ならない。

P8151496.jpg


 しかし、そんなやすらぎも束の間、ルートはさらに困難な様相を呈しはじめた。山は元々岩盤がむき出しになっている傾向が強い、そのため山間には巨石も多い。

P8151551.jpg

 
 したがって、我々の進む経路も岩がちな地形が増えてくる。足下は極めて悪い。ただでさえ滑りやすい岩盤上のルートは、我々の体力と精神力をさらに奪ってゆく。

P8151494.jpg


 その時、我々の目前に巨大な影が現れた。それは何と高圧送電線の鉄塔であった。
静かに山頂を見つめるその姿は、あたかもアニメーションに登場する巨神兵(きょしんへい)のごとく、神聖なる山を護衛しているかのようである。

P8151552.jpg


 アタック開始から、まもなく2時間が経過しようとしていた。
しかし、あたりには一向に変化の兆しが見られない。目指す頂上は実際にあるのか?また、謎のピラミッドは実在するのであろうか?我々に一抹の不安がよぎる・・。
 と、その時、林の奥に何かきらめくものを発見した!!

 それは山上湖(さんじょうこ)であった。標高400メートルをはるかに越える地点で発見した湖は、エメラルドグリーンの湖水を満面にたたえていた。
 この静かな森の中で、不気味に光を放つ湖の光景に、我々は一瞬心を奪われそうになる・・。

P8151508.jpg


 山上湖を後にして、我々は再び森の中を歩き始めた。そして、しばらくすると突然、視界がひらけた!!
そこには登頂を開始して、はじめて見る平地の光景が広がっていた。我々は、とうとう山頂に到着したのか・・。

 すると!!呆然(ぼうぜん)と立ちつくす我々の前に、謎の建造物が姿を現した!!まさしく古代ピラミッドである。
 石を組み上げたこの建築物は、基壇(きだん)の上に建つ三段構造となっている。そして、その高さは優に3メートルを超えていた。さらに各段の形状は、ほぼ正方形をなし基底部は12メートル四方を数える巨大な物である。

P8151522.jpg


 また、二段目の中央には、四方に方形のくぼみがつけられていた。
一体誰が、また何のために、このような建造物をつくりあげたのか?これは、古代吉備人が何かの祭事に使用した施設であろうか・・。
 石を積み上げ、三段に整えられたピラミッドの形状はきわめて美しい。我々はしばし、この建造物に見入っていた。

P8151524.jpg

(~エンディングテーマ 「ロッキー・Going The Distance」にのせて~)
 岡山県東部、熊山山頂に存在した謎の建造物、それはあたかもメキシコの「太陽のピラミッド」を思わせる構造をなしていた。だがしかし、この地において地球の裏側にあたる南米・古代文明との間に何らかの交流があったとするのは困難に近い。だとすると、我々が見た建造物は「日本式ピラミッド」と解釈すべきなのかも知れない。

 かつてこの地方一帯を支配した古代吉備国(きびこく)、その勢力圏の東端にあり、神の山として崇拝された「熊山」には、この他にも数十基に及ぶピラミッドが眠っていると言う。今回我々が、発見したのはわずかその1基にすぎない。が、しかし確実にそれは我々の目の前にあった。

 千年以上の時を越え、熊山の山頂に実在した「謎の古代ピラミッド」。その存在は21世紀を迎え、文明が成熟した時代に生きる我々現代人に、いま、何を伝えようとしているのだろうか?

 しかし、それを解明するには、もう少し(とき)を要するのかもしれない。

P8151529.jpg

 この旅の続きはこちら → 「驚愕・謎の建造物、岡山県東部の山頂に日本式ピラミッドは実在した!!」~第二部・天空の社殿編
---------------------------------------------------
※このブログにおいて、現地に赴いたことは事実ですが、本編では随所に脚色がなされています。
 また、本編で取り上げた「日本式ピラミッド」は赤磐市(あかいわし)の史跡「熊山遺跡(くまやまいせき)」であり、観光地化されているため現地までの登山道は安全に整備され、散策に適した場所です。なお、自動車で直接行くことも可能です。

※当ブログの演出上、文章表現等において、かつての名作「川口浩・探検隊シリーズ」を志向しておりますが、これは同作品をこよなく愛するゆえに、筆者がまじめに書き下ろしたものです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ブログランキングに登録中です。よろしければポチっとお願いいたします。↓


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 自転車ブログ ポタリングへ
にほんブログ村

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

呪い釘伝説の残る寺(吉備中央町・円城寺)

ミステリースポット探訪
呪い釘伝説の残る寺(吉備中央町・円城寺)


 今回、訪れたのは岡山県のほぼ中央に位置する吉備中央町「円城寺(えんじょうじ)」、平成の大合併が行われる前までは加茂川町と呼ばれた地にある寺院だ。

P8141423.jpg

(本堂)
P8141416.jpg


 寺は霊亀元年(715年)行基(ぎょうき)菩薩によって開山された天台宗の名刹(めいさつ)で、鎌倉時代を中心に大変な繁栄を見せたという。

(阿弥陀堂)
P8141421.jpg

P8141407.jpg

P8141434.jpg

P8141420.jpg


 現在でも、当時の面影を残す境内の一角には、「提婆天(だいばてん)」を祀る社がある。

(提婆宮)
P8141413.jpg


 「提婆宮(だいばぐう)」と呼ばれるこの社では、年1回近隣から送られてきた古い人形の魂を供養する「人形供養」が行われているそうだ。

P8141435.jpg

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ブログランキングに登録中です。よろしければポチっとお願いいたします。↓


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 自転車ブログ ポタリングへ
にほんブログ村

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 しかしその一方で、提婆宮は別の一面をあわせ持つ。県内屈指の呪詛(じゅそ)の社としての顔だ。

P8141437.jpg


 いにしえより、「加茂の提婆は人をとる」といわれて畏れられ、寺域の古木に呪い釘を打つと提婆の使いである狐が相手に憑依(ひょうい)し、殺してしまうと伝えられている。

P8141441.jpg


 そして今でもその風習を、この深き山間にある寺社の闇にまぎれて行う者がいるという・・。

P8141440.jpg


 残念ながら、今回古い大木にその痕跡を見つけることはできなかった。

P8141403.jpg


 私が訪れたのは夕刻にさしかかるあたりであったが、陽が暮れる頃から神を祀る社では霊的なパワーが増大するといわれる。

P8141425.jpg


 まさにこの時間帯から深夜にかけて「提婆宮」は常人が近づいてはならない魔の領域へと変貌していく。

P8141426.jpg


 吉備高原の山ふところにたたずみ、昼と夜とではその表情が全く異なるこの場所は、もしかすると未知の世界との境界なのかもしれない。

P8141448.jpg

(地図)

大きな地図で見る

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ブログランキングに登録中です。よろしければポチっとお願いいたします。↓


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 自転車ブログ ポタリングへ
にほんブログ村

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

(後篇)名探偵・金田一耕助の郷 ~岡山県倉敷市・真備町~

2012ポタリングシリーズ・セカンドステージ(2)
(後篇)名探偵・金田一耕助の郷 ~岡山県倉敷市・真備町~

(この旅をはじめから表示する場合はこちら → はじめから表示


 今回訪れている「倉敷市真備町(まびちょう)」は、とてものどかな町で、美しい田園地帯に井原鉄道の高架線が東西に延びる光景が印象的です。

P8121358.jpg


 集落の南側には旧山陽道が横断し、その街道沿いの川辺地区には宿場町の名残を見ることができました。
また、戦時中に作家「横溝正史(よこみぞせいし)」が疎開し、名探偵金田一耕助の構想を練ったという当地には、横溝作品にゆかりの深いスポットが数多く存在し、それらを巡る町並み散策が楽しめます。

(細くのびる散策路)
P8121371.jpg


それでは前篇に引き続き、自転車探訪をレポートします。
(前篇はこちら → 「(前篇)名探偵・金田一耕助の郷」)


5.横溝正史疎開宅

 さて、次に訪れたのは「横溝正史疎開宅」です。

P8121329.jpg


 作家「横溝正史」は太平洋戦争末期(昭和20年はじめ)にこの地へ疎開してきたようです。

(中庭と表玄関)
P8121330.jpg


 神戸市出身の正史が真備町へ疎開してきたのは、縁者の世話があったことと、東京で作家生活を送る中で、瀬戸内海の島を舞台にした本格的推理小説を書きたいと思っていたことによるようです。

(横溝正史の歴史年表や写真等を展示しているコーナー)
P8121334.jpg


 都会出身の正史は、当地の人々と接することで、地方の農村地域に古くから伝わる因習などに触れ、そこからヒントを得て独特の世界観を持つ長篇推理小説を作り上げていったようです。


(横溝正史の作品等を展示しているコーナー)
P8121339.jpg


 また、この家には正史が人生の師とも仰ぐ「江戸川乱歩(えどがわらんぽ)」も訪れたようです。きっと推理小説について熱く語り合う時間を過ごしたことでしょう。

(客間)
P8121332.jpg


 ここでは、ひょうひょうとした金田一耕助のシルエットが私をむかえてくれました。

P8121342.jpg


 推理小説界の伝説的な二人が、私と同じ風景をここから見つめていたであろうことを考えると、とても不思議な感じがしますね!! 

P8121338.jpg

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ブログランキングに登録中です。よろしければポチっとお願いいたします。↓


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 自転車ブログ ポタリングへ
にほんブログ村

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

6.「千光寺(せんこうじ)

 ここ「千光寺」は「獄門島(ごくもんとう)」のなかで「了然和尚(りょうねんおしょう)」が住職を務めるお寺の名前として登場します。「鶯の身をさかさまに初音かな」という「其角(きかく)」の句に見立てた殺人事件が起こったお寺でした。その後、さらに芭蕉の2つの句に見立てた殺人事件が続けて起こります。 

P8121373.jpg


7.岡田大池(おかだおおいけ)


 この池のほとりを巡るコースが正史のお気に入りだったといいます。
ここで浮かんだイメージのひとつが小説に描かれたのかもしれません!!

P8121349.jpg


 大池の浮島には弁財天(べんざいてん)が祀られています。
 
(弁天島の弁財天)
P8121344.jpg


8.真備ふるさと歴史館

 大池のほとりにある「真備ふるさと歴史館」では、藩政時代をはじめとする真備町の歴史資料を見ることができます。

P8121351.jpg


 また、「横溝正史」に関する資料コーナーも用意されていました。

P8121356.jpg


 現在まで金田一シリーズは繰り返し映像化され、多くの役者さんが金田一耕助を演じてきました。有名どころではテレビ版の「古谷一行」と映画版の「石坂浩二」でしょうか?珍しいところでは、「渥美清」や「西田敏行」なんてのもありました。そこで昔から「誰が一番イメージにピッタリか?」なんて語り合っているところなのですが、私は個人的に「古谷一行」が演じるものが一番好きですね!!また、昭和に製作されたものが雰囲気的にグッときます!!

(敷地内にある「金田一耕助」の像)
P8121355.jpg


9.帰路

 現地で夢中になっていると、ずいぶんと遅い時間になってきました。このあたりで、そろそろ岡山市内へむけて帰っていくことにしましょう。
 帰る途中、再び備中国分寺(びっちゅうこくぶんじ)の前を通りました。すると、夕霧にむせぶ五重塔を写すことができました。

P8121401.jpg


 その後、出発点である「岡山県立図書館」に到着し、今日のポタリングは無事終了しました。
 
 前回の旅の記録はこちら → 「何だか気になる賞田廃寺跡に行ってみる!
(この旅をはじめから表示する場合はこちら → はじめから表示


(あとがき)

 私自身が横溝ファンということで、今回は少し思い入れのある自転車旅でした。以前にも一度、車で訪れたことはありましたが、その時は疎開宅や歴史館などに入ることはできませんでしたし、現在ほど散策路も整備されていなかったように思います。
 今回、現地で関東から来られていたファンの方がいらっしゃるのを見て、やっぱりここは聖地なのだなぁと再認識させられた次第です。
 
 さて、横溝さんが体験した真備町の人たちとの交流は、その作品に大きな影響を与えたといわれています。それは氏にとってかけがえのないものであったのでしょう。そのためか、金田一シリーズには岡山を舞台にした多くの作品が残っています。
 私も中国地方の出身ですが、この地域は割と「保守的」な地域ではないかと思っています。しかも、自己主張の苦手な地域柄もあるのでは・・と。そして、そのあたりが都会人である横溝さんに新鮮で、強烈な印象を与えたのではないでしょうか。結果として、氏はそこにミステリーが介在する素地を見出したのでしょう。また、その「保守的」な感覚は、実は多くの日本人の根底に流れる本能のようなものであり、それが横溝作品の大ヒットにつながったのではないかと思えるのです。

◎岡山を舞台にした主な金田一シリーズ

 1.本陣殺人事件・・・真備町を舞台にした密室殺人事件。トリックが秀逸で、金田一探偵のデビュー作。
 2.獄門島・・・瀬戸内の島を舞台にした作品。3つの俳句に見立てた連続殺人が実行される。
 3.八つ墓村・・・8人の落武者の祟りに隠された殺人事件の謎が暴かれる。
 4.悪魔の手毬唄・・・手毬唄になぞらえた恐怖の連続殺人に金田一が挑む。
 5.悪霊島・・・「鵺の鳴く夜は恐ろしい」のキャッチコピーで映画化された横溝氏最晩年の作品。


  など・・。

☆今回のポタリングデータ

  日付:2012年8月12日
  距離:72.2km
  最高速度:34.1km/h
  平均速度:22.2km/h
  経過時間:4時間11分37秒
  消費カロリー:771kcal



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ブログランキングに登録中です。よろしければポチっとお願いいたします。↓


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 自転車ブログ ポタリングへ
にほんブログ村

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

(前篇)名探偵・金田一耕助の郷 ~岡山県倉敷市・真備町~

2012ポタリングシリーズ・セカンドステージ(2)
(前篇)名探偵・金田一耕助の郷 ~岡山県倉敷市・真備町~


 今回は、まず3月に走った「吉備路自転車道(きびじじてんしゃどう)」を通り総社市へ、そしてそこからさらに西へむかい、岡山3大河川のひとつ「高梁川(たかはしがわ)」を渡って、倉敷市真備町(まびちょう)へ行ってきました。


1.スタート 岡山県立図書館

 今回のスタート地点は、岡山市北区にある「岡山県立図書館」です。岡山県庁前に立地し、全国有数の書籍貸出数を誇る図書館だそうです。私もちょくちょく利用させてもらっています。

P8121299.jpg


2.吉備路

 まずは、以前レポートした「吉備路自転車道」を西に向かいます。

(※以前のレポートはこちら → 「吉備路自転車道往復ポタ」)
P8121306.jpg


 ルートの沿道には、神社仏閣や古代の古墳群が点在し、見どころが満載です。

(吉備路のシンボル・備中国分寺五重塔)
P8121307.jpg


 また、自転車道のほとんどは緑豊かな田園地帯を走るので、気持ちの良いサイクリングが楽しめます。

P8121302.jpg


3.真備町川辺宿(かわべじゅく)

 吉備路を通り総社市(そうじゃし)に到着しましたが、今回の目的地はさらに西になります。それでは、もうしばらく西へむけて自転車を漕いでいきましょう。


①川辺橋

 すると間もなく見えてくるのが「川辺橋」です。岡山3大河川のひとつ「高梁川」にかかる、印象的な緑色のトラス橋です。
 この橋を渡ると間もなく目的地に到着します。

P8121310.jpg


②川辺宿駅

 第三セクター井原鉄道(いばらてつどう)の駅「川辺宿」に到着しました。今日は、この駅を起点として町巡りをしていきます。

P8121318.jpg


③川辺宿

 江戸時代、このあたりは外様大名・伊東氏が領する10,343石の「岡田藩」でした。藩内を横切る旧山陽道沿いには、西国大名の参勤交代のための宿が整備され、川辺宿として繁栄したようです。


 川辺本陣(ほんじん)

 江戸時代には、ここに本陣があったようです。本陣は参勤交代の際には大名が宿泊するところとなり、集落で最も格式が高い家がこれにあてられたそうで、川辺本陣を営む家の生業は「醤油屋」であったとのこと。
 なお、当地案内板によると、この地域では2か月に1度の割合で大名が宿をとったらしいので、ずいぶん賑やかな宿場町であったことが想像されます。
(現地案内板より抜粋)

P8121375.jpg


 川辺脇本陣(わきほんじん)

 こちらは本陣の補助的施設である脇本陣跡です。
残念ながら、現在は本陣・脇本陣ともに当時の建物は残っていませんでした。

P8121383.jpg


 川辺一里塚(いちりづか)

 江戸日本橋を起点として、街道沿いに一里(約4km)ごとに設置されている旅の道標(どうひょう)が一里塚だそうです。なお、ここは日本橋から180里(約707km)にあたるのだとか・・。
(現地案内板より抜粋)

P8121379.jpg

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ブログランキングに登録中です。よろしければポチっとお願いいたします。↓


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 自転車ブログ ポタリングへ
にほんブログ村

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

4.金田一耕助のふるさと真備町

 さて、今回訪れた真備町の魅力は宿場町だけではないのです。実はここ、戦時中に作家「横溝正史(よこみぞせいし)」が疎開していた地でもあり、また同氏がのちに名探偵として知られることになる「金田一耕助」の構想を練った場所なのです。
 町には「横溝正史」やその作品にまつわるスポットが点在し、ファンには見逃せない場所、まさに「聖地」となっています。

P8121319.jpg


 かく言う私も、横溝作品が好きで、なかでも「金田一耕助シリーズ」は本・映画・ドラマなどでたくさん観てきました。また、同シリーズには岡山を舞台としたものが多く、とても身近に感じられたものです。
 そのような中で、金田一探偵が最初に解決した「本陣殺人事件」は、まさにこの町をモデルにして作られた作品だったのです。

P8121320.jpg


 ここは「本陣殺人事件」において、最後の最後まで事件に影を落とすキャラクターである「三本指の男」が最初に訪れた「川田屋」という一膳飯屋があった場所です。
 物語は、この「三本指の男」が町に現れるところから始まります。

P8121360.jpg


 これは「濃茶(こいちゃ)のほこら」です。「濃茶」というと横溝ファンでない方もご存知かもしれません。そう「八つ墓村」の冒頭部分で出てくる「祟りじゃ~」のセリフで有名な「濃茶の尼」のネーミングモデルになりました。決して大きなほこらではありませんが、「濃茶」という強烈なインパクトがある名前に正史は魅かれていったのではないでしょうか。
 なお、正史が疎開していた邸宅は、このほこらから数十メートルの所にあり、毎日のようにこのほこらと接していたのではないかと思われます。

P8121321.jpg


 濃茶のほこらの謂われは、案内板に説明があります。

P8121325.jpg


 ここ真備町は「金田一耕助誕生の地」ということで町おこしをやっており、「横溝正史疎開宅」や「歴史資料館」、またそれらを巡る散策道などの整備をしています。

 これは「八つ墓村」に出てくる「森 美也子(もり みやこ)」というキャラクターの像です。
八つ墓村に帰ってきた物語の主人公「寺田 辰弥(てらだ たつや)」に、冒頭部分で村の歴史やこの地を牛耳る旧家「田治見家」のことなどを話して聞かせるのが彼女の初登場のシーンです。

(谷あいに広がる「八つ墓村」を指し示す森 美也子) 
P8121364.jpg


 こちらは「獄門島(ごくもんとう)」に出てくるお寺の住職「了然(りょうねん)さん」。猟奇的な連続殺人事件の核心を握る、重要なキーパーソンです。

P8121369.jpg

さあ、この後は「横溝正史疎開宅」に行ってみましょうか!!

この旅の続きはこちら → 「(後篇)名探偵・金田一耕助の郷

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ブログランキングに登録中です。よろしければポチっとお願いいたします。↓


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 自転車ブログ ポタリングへ
にほんブログ村

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

今年の盆はポタ三昧!!

私ごとですが、明日から盆休みに突入します。

自転車生活に入って初めての盆休みは、家の用事がある日以外は極力ポタ三昧・・(?)で行かせてもらおうかと思っています。(許可が下りない場合もありますが・・)

とりあえず、長期休暇初日の明日は自転車旅に行ってきます!!

P7261280.jpg

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ブログランキングに登録中です。よろしければポチっとお願いいたします。↓


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 自転車ブログ ポタリングへ
にほんブログ村

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

夏の昼下がり

「夏の昼下がり」と言うと、心に残る印象的な風景を持つ方も多いのではないでしょうか。

そのような中で、今日、私が見つけた印象的なひとコマはこれ!!


木陰でねむり込む「ネコ殿」

ねこ殿1


表玄関でチリン・チリンと風に揺れる「風鈴」

風りん3


やっぱり日本の夏はいいなぁ・・。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ブログランキングに登録中です。よろしければポチっとお願いいたします。↓


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 自転車ブログ ポタリングへ
にほんブログ村

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ミニ・ポタ紀行 何だか気になる賞田廃寺跡に行ってみる! ~岡山市中区・賞田~

ミニ・ポタ紀行 
何だか気になる賞田廃寺跡(しょうだはいじあと)に行ってみる!  ~岡山市中区・賞田~


 地図を見ていて何だか気になるところってありませんか?
今回、私は岡山市の北東にある「賞田廃寺跡(しょうだはいじあと)」というのが気になったので、ポタリングがてら行ってみることにしました。



 この辺りは、龍ノ口(たつのくち)山のふもとに開けた土地で、田園地帯に清らかな水路が巡り、緑も多く温泉地などがある岡山の奥座敷といった風情です。
 また、かつては備前国府があったそうで、この地方の文化の中心地として、多くの史跡が存在するようです。


1.百間川(ひゃっけんがわ)緑地公園

 ここは百間川の河川敷を利用した緑地公園です。手前がソフトボール場でむこうが軟式野球場です。私もよくここで試合をするのですが、緑が多くて気持ちが良いので、好きなグランドのひとつになっています。

P7261211.jpg


2.雄町米(おまちまい)

 目的地「賞田廃寺跡」の周りに広がる田園地帯は、まぼろしの酒米「雄町米」を育んだ土地として名声を馳せました。

P7261224.jpg


3.関白屋敷跡

 一路、目的地へ!!と思っていたところ、このような立て札がありました。気になるのでちょっと行ってみることに・・。

P7261247.jpg


 どうも、この上に屋敷跡があるようです・・。

P7261229.jpg


 ここが平安時代末期の関白「藤原基房(ふじわらのもとふさ)」の屋敷があったところです。

P7261241.jpg


 なぜ岡山に、時の関白の屋敷が?と思ったのですが、どうやらここは配流の地であったようです。
死去した兄の遺領相続にからみ、平清盛と衝突したため関白職を解かれこの地に流されたとのこと・・。
華やかな京の都から一転、龍ノ口の山すそに屋敷を構えた関白は、さぞ心細かったにちがいありません。

P7261238.jpg


 真ん中に建つ石碑には、基房公がこの地に至るいきさつが刻まれているそうで、江戸時代に岡山藩主「池田継政(いけだつぐまさ)」が建立したものです。

P7261235.jpg


4.賞田廃寺跡

 そして、ここが今回の目的地「賞田廃寺跡」です。
7世紀中頃、この辺りは在地豪族「上道臣(かみつみちのおみ)」の本拠地であったようで、寺はこの時代に同氏の氏寺として創建されました。その後、奈良時代中頃で最盛期をむかえ、徐々に衰退しながらも鎌倉時代まで存続していたそうです。
 寺の主要建築物には、奈良の都に建つ中央寺院と同様の構造が見られることから、地方ではあるものの大変栄えていた寺院だったと考えられているようです。

P7261248.jpg


 これは中世になって建立された本堂の跡です。ここで建立年の書かれた瓦が出土しており、そこから寺が中世まで存続したことがわかるようです。また、礎石(そせき)には奈良時代のものをリサイクルしている形跡があるようです。

P7261266.jpg

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ブログランキングに登録中です。よろしければポチっとお願いいたします。↓


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 自転車ブログ ポタリングへ
にほんブログ村

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 賞田廃寺は2つの塔が建ち並ぶ双塔式伽藍(そうとうしきがらん)であったようで、ここにはかつて「西塔(さいとう)」が建っていました。

P7261264.jpg


 塔の南側階段付近を撮影してみました。夏草と石階段のコントラストが往時を偲ばせます。

P7261261.jpg


 この辺りでは、柱穴が発見されたことから、ここには塀があったと考えられています。そして、その柱には水に強い「コウヤマキの木」が使われていたようです。
なお、現在は写真のように塀が復元されています。

P7261256.jpg


 ここは敷地内全体を見渡せる位置にある「金堂跡」です。金堂は本尊を安置する寺の中心的な建造物で、7世紀後半に建築されたものといわれており、14世紀の初めに火災で焼失するまで約700年もの間、この地に存在していたようです。

P7261269.jpg


 金堂よりさらに高台、龍ノ口山との境界付近にこのような(ほこら)がありました。ほこらの向こうは山の登山道になっているようで、虫取り網を持った親子が草を掻き分けながら中に入っていきました。

P7261275.jpg


 金堂跡から「東塔(とうとう)」を写してみました。こちらの塔は先ほどの「西塔」よりも先に建てられたようで、それはそれぞれの場所で発見された瓦の製作方法の違いなどからわかるのだそうです。

P7261272.jpg


 敷地内の配置はこのようになっています。

P7261252.jpg


 現在の「賞田廃寺跡」は公園として整備され、地元住民の憩いの場所となっているようでした。

P7261253.jpg


5.廃寺周辺の夏もよう
 
 廃寺跡付近には稲作のための水路が流れています。しかも、その流れはとても清らかで、稲の緑とあいまって、この地域の印象的な「夏の風景」となっています。 

P7261285.jpg


 集落の路地に小さな(ほこら)を発見!!
この辺りは岡山市中心部から決して遠くはないのですが、あまり市街地化しておらず、自然がたくさん残っていてとてもいい雰囲気です。

P7261291.jpg


 そうこうしているうちに、ずいぶん陽が西に傾いてきました。今日は夏の風景を存分に楽しんだので、このあたりで帰路に着くとしましょうか!

前回の旅の記録はこちら → 出雲・石見の分岐点「可部街道」を訪ねて 

P7261292.jpg

※ブログ作成にあたっては、当地案内板を参考にさせていただきました。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ブログランキングに登録中です。よろしければポチっとお願いいたします。↓


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 自転車ブログ ポタリングへ
にほんブログ村

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ポタ麿ブログへようこそ
自転車

この物語は、急に思い立って自転車

を購入し今さらながらに今さらなが

らに今さらながらにようと心に決め

た、ままさに付け焼刃のなんちゃっ

てサイクリストが、日本全国を独自

のルートで行脚し、数々の感動と出
会いを経験することの事実を通じて

人間的成長を果たしていく過程を余

すところなくブログ化しようとする

ものである。

な~んてな!!

ブログランキング

ブログランキングに参加しています。ご協力いただけるとうれしいです!!

プロフィール

ポタ麿

Author:ポタ麿
性別:男
血液型:O型
星座:しし座
趣味:野球・自転車
生息地:岡山
(ブログ内容)
自転車による「ぶらり旅」の
レポートを中心としながらも、
日頃のとりとめのない事象に
ついてもつぶやいていきます。

ブログで旅行気分(旅ブログ集)
現在の時刻
アクセスカウンター
ランキング情報!!
お気に入りのブログです
最新記事
カテゴリ
最新コメント
天気予報
人気キーワード
月別アーカイブ
辞書
あし@
最新トラックバック
RSSリンクの表示
楽天トラベル
楽天市場
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
PVランキング
ブログランキング・ドット・ネット
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。